摂食嚥下障害・嚥下内視鏡検査について:訪問歯科治療

訪問歯科治療

摂食嚥下障害・嚥下内視鏡検査について

このような症状はありませんか?
  • 食事中によくむせる
  • 飲み込んだ後も、口の中に食べ物が残っている
  • 食事の後、がらがら声になる
  • 食べるとすぐ疲れて、全部食べられない
  • 体重が徐々に減ってきた
  • 発熱を繰り返す
  • 夜間、咳込むことがある

医療法人社団 健昌会 なかたに歯科クリニックでは要介護者のための訪問歯科診療の一環として、摂食・嚥下障害でお困りの患者様のための診療を行っています。
摂食・嚥下障害を持つ患者様は、窒息や誤嚥の危険性があります。
特に誤嚥に関しては、お年寄りの肺炎の多くが、誤嚥性肺炎であることが知られています。

摂食嚥下障害とは

摂食・嚥下(せっしょく・えんげ)は、食物を口に入れ、噛んで飲み込み、胃に至るまでの一連の過程のことを指し、これらの機能が損なわれることを摂食嚥下障害といいます。
脳卒中や認知症などの病気、老化によって嚥下障害が起こると誤嚥性肺炎の原因となるばかりか、食べられないことや水分・塩分の不足によって栄養失調や脱水症状を引き起こしたり、食べ物が誤って気道に入り窒息する危険も高まります。
また、《食べる》という人間らしい楽しみが失われ、生きる気力が次第に低下していく危険もはらんでいます。

誤嚥生肺炎の予防のポイント
お口の清潔を保つ、飲み込む力を保つ、病気に対する抵抗力を高める

嚥下内視鏡検査とは

嚥下内視鏡検査(VE)とは、専門医が、鼻から約3mmの内視鏡(カメラ)を挿入し検査を行います。
所要時間は5分から10分です。鼻から内視鏡を入れた状態で、食物を口から食べて頂き、食物の咬みぐあいや混ぜぐあい、飲み込みの様子を観察します。この検査によって、口の中から喉に流れてくる食品の様子を実際に見ることができ、よりよい食事形態や、摂食機能向上のアドバイスが可能になります。

うまく食物を飲み込めないと、下記のような危険があります。
  • 窒息
  • 脱水
  • 底栄養
  • 誤嚥生肺炎

実際に食事をして頂き、食塊形成(食べ物を噛み砕き、唾液と混ざり合わされることにより飲み込みやすい形態にすること)の様子を画像で確認できます。

この検査結果をもとに、食べやすい食事形態への変更のアドバイスができます。

食塊形成良好
  • まとまっている
  • こなれている
  • どろどろ
飲み込みやすい
食塊形成不良
  • まとまっていない
  • こなれていない
  • ばらばら
飲み込みにくい

食べ物以外にも、口から喉にたまっている唾液の様子や、口から喉の汚れ具合も見る事が出来ます。

  • 泡状に見えるのが唾液です

  • 栄養チューブの周りに痰がついています

※VEは、あくまで口の中で咀嚼された食品の流れや唾液による汚れ具合を観察し、口から食べる機能が姿勢や食べ方等の代償法によってどのように変化するかを検討する検査です。
咽頭や喉頭の器質的疾患等の診断については、耳鼻咽喉科など医科への受診が必要となります。

ご予約・お問い合わせ

TEL.078-577-2100